順調に進んでいると思っていた勉強が、実は全くの偽りだったとき…
親としては本当に絶望する瞬間があります?
それは、
答えの本を見て、答えを丸写ししていたと判明したとき!!
本当にこれは、すごく凹みます…
信じてたのにっ…?
答えを見て問題を埋めるのは、ただの「時間とテキスト&問題集の無駄遣い」だと思います。
どうしても分からない問題にしたって、一度は自分で考えてから答えや解説を見るべきです。
それもせずに単に写すだけだったら、やらない方がまし、です…
答えを見てしまう現象が起こり始めたのは、4月15日からでした。
始めは、苦手な漢字の問題を解いていた時です。
その日のはちお手作り漢字テストは満点だったので、
私は何も知らずに喜んで、娘を褒めました。
娘はそれで味をしめてしまったのです…!
なんと翌日も漢字テスト満点!!
ここでさすがに、私もカンニングを疑います。
今まで娘がこんなに漢字できたことなんてありませんから?
そこで「今日もよくできてるんだけど、これ答え見た?」と尋ねると、
「見てないよ」と口元をもごもごさせて、目をそらした娘。
この時点で不正を確信した私は、
ガッカリする反面、あまりにもバレバレな娘の反応が本当に可笑しくなって
「今正直に言えば怒らないから、本当のこと言って」とにやにや笑いながら聞きました。
すると娘はつられてニヤニヤしながら、
「写しちゃった…?」と白状したのです!
分かりやす過ぎるし、簡単に白状しすぎでしょう娘!!
私は「どの漢字が分からないのかハッキリさせるための漢字テストだから、
これからは絶対答えを見ないでね。これじゃ、やってる意味ないからね」と、
冷静に娘に言い聞かせました。
でも直後、翌日用の漢字テスト(間違えた漢字を再テストするため)を作っている最中、
ふつふつと、怒りがこみあげてきました?
答えを全部写したので、どの漢字ができないのか判断できません。
そのため、今日と昨日の漢字全部をテストに入れて…と、
たくさんの漢字テスト問題を作成している最中、
なんで娘の不正のせいで、私がこんなに労力を浪費せねばならないの~?
理不尽な思いでいっぱいになりました…
がんばってる娘のためなら、どんな労力も惜しまず協力します✨
でもズルしてしまう娘のために、私の時間が奪われるのは我慢なりませ~ん!!
(はちおは時間に対してもコスト意識高し=ケチです?)
ささやかな仕返し?として、答えを写した漢字テスト2日分全部を
漢字ノートに1行ずつ練習してもらいました?
本来ならできなかった漢字だけ練習するのですが。仕方ありませんねっ✨
こんな大変なことになるから、もう答え写しちゃだめだよ、と
身をもって感じてもらえるように…
しかしそれでも、不正は止まらなかったのです…!
数日後の漢字のテスト、予習シリーズの植木算問題、進研ゼミ中学受験講座の国語の文章問題…
私が見ていない時、答えの本が近くにあると見てしまうことがありました。
それは娘の苦手な分野であったり、やりたくないことだったり…
とにかく乗り気ではない時になされました。
逆に、気分が乗っているときは答えを見て写すことはありませんでした。
なぜそう断言できるかと言いますと、私は〇つけの時に娘の答案を見ると
写したか写してないか、分かるからです(不正は8~9割くらい見抜けます)?
見破りポイントは「いつもと違う出来」です!!
・いつもはミスしてしまうような部分まで完璧に書かれている
・いつもより堂々とした自信のある字を書いている
・いつもよりも格段に正答率が高い …等々
答えを写した時とそうでない時は、答案が微妙に(時には大幅に(笑))違っています。
答案を見た瞬間に、違和感を感じるのです?
その違和感の正体をハッキリさせるために、
娘の解答に要した時間、娘の態度、気持ちの乗り具合などを併せて考えて
白黒判断しています。
言葉に表すのが難しいような小さな変化でも
中学受験の勉強や学校の課題・宿題をいつも手伝っているので、
おやっ?おかしいぞ?!となります。
しかし…
見破ることは出来ても、何度も同じ過ちを繰り返してしまう娘。
それじゃ勉強の意味がないから止めるように言っても、やってしまう…
これはもう、根本的に答えを見てしまう原因を取り除いていかねばなりません!
とった対処は以下の通りです↓
☆やる度に根気強く説得する
→あまり効果ありませんでした。繰り返してしまう。
☆「お母さんは100%ズルしたのが分かるからやめときなさい!」
→実際ほぼバレてるのに、またやってしまう。娘の嘘が少しだけうまくなった?
☆ペナルティ(ズルしたら倍の勉強量)を科した
→さらに機嫌が悪くなるだけで、勉強がはかどらない。
もう泣きたくなりました…つらすぎる~
早くも親が匙を投げたくなります。なんでやってしまうの~?
勉強自体嫌になったのかと聞くと、そうではないらしい。
勉強したい時と、したくない時がある、と言う娘。
そういえば娘は「できない」事を極度に嫌がる、負けず嫌いな性格です。
その場だけでも、正解の答えを書きたかったのかもしれません。
単純に別のことをしたくて、手っ取り早く答えを見たのかもしれません。
いずれにしろ、勉強が負担になっているのでしょう…
その後2、3日ほど
私がやる気を失ったことにより、娘は勉強以外のことに熱中する時間が増えました。
すると、なんとなんと!勉強への意欲も増してきたのです!!
カンニングもおさまりました。答えの本が横に開いてあっても見ません!!!
う~ん、時間が解決してくれたのか?!
それとも<私:やる気⇔娘:やる気なし> <私:やる気なし⇔娘:やる気> こんな法則が?!
親の空回りと、娘のシグナルだったのかもしれません…
とりあえず今現在は落ち着いていますけれど、
今後も気を付けてみていこうと思っております。
悪いと断罪せず…きっと何かの意味があるのだという気持ちで✨