塾が気になる―小4、受験勉強は毎日するべき?

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進研ゼミ中学受験講座での自宅学習が定着してきたわが家ですが、
受験を意識すればするほど!現実を見れば見るほど!!
やはり「塾」の存在が気になってくるものです?

進研ゼミではなくても、
Z会やその他通信教育等のみで中学受験を予定している方は、
多かれ少なかれ通塾を意識したことがあるのではないでしょうか?


例えば、学校説明会の申し込みをするとき
どこの塾を利用しているか?
という回答項目を必須にしている学校もあります。

そんなとき、はちおは堂々と「その他」とか「通信教育」とか書きます!
(そう書くしか選択肢ないです…)
でも、なぜか堂々と「進研ゼミ」とは書けないこの複雑な気持ち?

きっと進研ゼミに本格的な中学受験講座があることなんて
多くの人は知らないでしょうから(私も数か月前まで知らなかったです?)
「進研ゼミ」って書いたり言ったりしたら、
それでは中学受験受からないでしょ!って冷めた目で見られる気がしてしまって…

「Z会」とかだったら、きっと堂々と書いていたと思います…
進研ゼミ=基礎、簡単 の世間のイメージは根強い気がするんです…
(はちおはついつい人の目を気にしてしまう性格です?)


また、娘が小学校でたまたま中学受験する友達を見つけましたが、
やっぱりその子は塾に通っているそうです(当然ですね…)。
塾が一緒なら受験する子って分かりますが、おうち受験のわが家では他の子の情報はほぼ無しです…


さらにネットで中学受験の情報を収集していると
「塾なし受験は危険」「中学受験するなら今すぐ塾に通うべき」
というような文言が並びます?

まれに最難関校に塾なしで合格した体験談などあるかと思いますが、
非常に珍しいケースだからこそ注目されているのであって、
そうそう達成できるものでもなさそうですよね…


このように、あらゆる場面で
中学受験するなら塾に通っていて当然
という雰囲気を感じます!!

とにかく1年間、家で受験勉強がんばろう!と決めたはちおですが、
心は揺れに揺れてしまうのです?


というわけで、
それならもし小学4年生から(正確には小3の2月から)塾に通っていた場合、
現在はどのような学習日程になっていたのだろう
と思い、
実際に入手した大手塾のパンフレットやネットの情報を照らし合わせてみました。


塾に通っていた場合:小学4年生
通塾日数・時間:週2日程度。通塾1日あたり2科目・2~3時間くらい

※上記以外にも塾によっては通塾日あり
 例)四谷大塚塾=毎週金曜の週テスト&解説授業
   早稲田アカデミー=土曜講座など


進研ゼミ・中学受験講座の場合:小4現在
学習日数・時間:毎日1日あたり2~3科目・1時間くらい

1単元あたりのテキストの学習時間目安国語30分、算数30分、理科20分、社会20分
1単元あたりの演習問題の学習時間目安国語40分、算数40分、理科20分、社会20分

※ただし、集中して学習すると上記目安時間よりも早く終わる場合が多い
 例)6月号国語の演習問題40分目安→20分で解き終わる
   (丸つけ・確認時間を入れても30分以内に終了)


進研ゼミの場合、ご家庭によっては休日だけみっちり中学受験勉強にあてるなど、
やり方も色々あると思います。
フレキシブルにできるのが通信教育の利点ですね✨

しかし一応推奨されている学習方法は
平日、毎日テキストや演習問題集を2~3単元ほどやり、
土日に映像授業を見る形です。

こんな感じ↓


あれ?!

塾に通っている場合は週に2、3日の勉強で、
進研ゼミの中学受験講座を家でやっている場合は毎日…

塾によっては、週あたりの学習時間は進研ゼミの方が多い?!

なんて一瞬思ったりしますが、塾の場合、授業の予習・復習・宿題があり
塾に行かない日も勉強せねばならないのです!
それらを含めると、やっぱり勉強時間自体は塾に通っている子の方が相当長いと思われます?


やっぱり塾に通っている子との差は歴然…?

と自信喪失しそうになるはちおですが、
大切なのは勉強時間の長短ではなく、

学習の「内容」と「理解度」と「応用力」だろう!!

と思い直します!

受験で必要なのは「長い勉強時間」ではなく、
試験当日、確実に得点できる力」だと切実に感じるのです。

と言うのも、私には苦い経験があります。

大学受験勉強の際、英語の文法が非常に苦手だったはちおは、
高校3年生の夏休み受験生の大切な長期休暇の大部分
英語の文法の勉強に充てました。

「ネクステージ」(Next Stage)という分厚い本の問題を、
最初から最後まで全問解きました。
さらに、間違えた問題(苦手なのでたくさんありました?)をもう一度解きました。
さらにさらに、それでも間違えた問題をもう一度解きました…!

センター試験対策として、とにかく英語は文法で得点しておきたかったのです。

そして結果、センター試験で取れた文法の点数は…
なんと0点でした!!!


当時自己採点した時はそれなりにショックだった気がしますが、
今となっては笑い話です?

他にも大学受験ではいろいろとあり、私立専願だった私が
なぜかセンター試験終了後に急遽、国公立を受けることになったりしましたが、
何かの機会にはそのドタバタ大逆転についても記録しておきたいと思います。


思うに、私にはまずその本で行う学習「内容」が合っていなかったと思います。

「ネクステージ」は受験生からも評価の高い本だと思いますが、
きちんと文法を理解していないはちおは基本が分かっておらず
いくら問題を解いたとしても、しっかり理解することはできなかったのです。

理解していないから、ただ単に問題を解くだけになってしまいました。
理解度」が明らかに深まっていなかったのです。

そして何度も繰り返せば問題自体を覚えてきます。
(それで「できるようになった✨」と勘違いしてしまった)

なのでその本の問題を解くことはできても
試験当日その問題がそっくり出るわけでもなく、
応用力」を発揮することさえできなかったと思料いたします…


長くなりましたが、塾にしろ自宅学習にしろ、
決して長い時間をかけたからと言って成果が出るというわけではありません

なので「〇時間やるべき」とか「毎日必ずやるべき」というのは、
勉強のルールとして設定するのは良いことだと思いますが、
そうしなければ受からない、ということではないと個人的には思います。

逆に短い時間でも、適切な内容をしっかり理解し、
その上で演習問題を解くなどの応用力を養成できればOKだと思います。

実際娘を見ていると、疲れているときなど、
気持ちが乗らない時に無理に勉強させようとすると全くできない(やらない)し、
そのイライラやクダクダを数日引きずってしまうこともあります。

そんなときは思い切って勉強を休ませ、
本人のやる気が回復するのを待ってみたり。
すると驚くべき効率で知識を吸収していく日が数日続いたり

本当に小学生の受験勉強というのは難しいですね?
でも、ほんとにおもしろいです♪
こちらがビックリするほど出来るようになる姿を見るのは、親としてとても嬉しいです?

もちろん、たくさんたくさん褒めています?
(そして時々、たくさんたくさん親子で衝突してます?)


実りある学習をした結果として、学習時間が長くなったり
毎日学習できるようになるなら、素晴らしいですね✨
そんなことを心がけていきたいと思います。

これからもたくさん迷いが生じてしまうと思いますが、
とにかく娘が成長するための中学受験だということを忘れず、
今後も折に触れて思い出しながら、がんばっていきたいと思います?!

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