進研ゼミの考える力・プラス中学受験講座で自宅学習を始めて約一か月、
こんな感じで4月号が終わりました↓

・4月23日(木)テキスト終了(進度が遅かった科目は算数)
・4月25日(土)赤ペン先生の問題(国・算)を提出完了
・4月26日~29日演習問題をやる →4月号完了!

学習をスタートしたのが3月末だったので、4月号の終了はやや遅めになりました。
コロナ自粛がなかったら、追いつけなかったかも?
休校も悪いことばかりじゃなかったです!!

塾なしで中学受験勉強を始めてみて、
まだたったの1か月ですが、すでに大変良い経験を得ました(親が)✨
忘れないうちに、以下に思ったことを簡単にまとめておきたいと思います。


進研ゼミ・中学受験講座のテキストについて

演習問題集をやる前に、白紙の状態でコピーをとっておくべき!
 →演習問題が少ないが、その分、良問が精選されているようではあるので、
  繰り返し解くことにした。今後は理科・社会の演習問題を2部ずつコピーしておき
  一回目はテキストで学習した月の復習として当月中に取り組み、
  二回目は数か月後、知識を忘れていないかどうかのチェックとして取り組み、
  三回目(原本)は保管しておいて受験勉強の総仕上げとして使ったり、コピーを取る
  (算数・国語は四谷大塚の予習シリーズも併せて使うため、コピーせず一回取り組む)
  

親が必ず丸付けや監督をすべき
 →単元によって難易度に差があるので、テキスト全部を子供一人でやるのは難しい。
  ☆理科・社会は比較的自学しやすい(読んで覚えて直後に問題を解く流れ。)
  ☆国語は学習前or学習後に要点を説明して理解度をはかる必要がある
  (そうしないと、単に文章問題を解くだけになり、テクニックは身につかない)
  ☆算数は簡単な分野は自習させ、難しくて進まない分野は必ず親がコーチする
  理社は答えの本にも重要知識が書かれているので、チェックを忘れずに!


赤ペン先生の問題提出はアプリで
 →スマホにアプリを入れて解答の写真を撮影して送ると、あっという間に採点して戻ってくる。
  早い時は翌日か翌々日に採点が終わるので、問題を忘れないうちに見直すことができる。
  見直しでは、その場で丸付けされているような臨場感を得られる工夫があり子供も注目する。


進研ゼミの中学受験講座は簡単ではない
 →進研ゼミの通常の学年コースのイメージからか「簡単」と思われがちだが、
  限られた時間(6年生になる前に試験範囲を終わらせるカリキュラム)や尺(少ないページ数)
  のため、難易度の高いことを要求される時がある。逆に簡単な時もある。
  子供が「出来たらすごい」内容だと認識し、できなくて当然、できるまで気長に対応する
  (時には粘り、時には一旦その学習をやめる覚悟で)というスタンスで。



精神面について
まず大変だったのは、子供のモチベーションと上手に付き合うことでした。

娘の様子を見て、やる気のある日はしっかりめの量をこなし、
やる気のない日はあまり無理をさせず、好きな教科や軽めの課題をこなす。


これが結構難しかったのです。

「家庭教師はちお」としては、やれる時にガンガン勉強させたい気持ちになりますし、
「母親としてのはちお」は、娘が別のことに熱中していたら、それをやらせてあげたい…

このジレンマが、家庭学習で親が勉強をみるときの1つの難しさであると思います。

また親が「家庭教師」に偏り過ぎると、子供はいずれ暴発します
(その出来事は後の記事に書いておこうと思います)
かと言って勉強抜きの「母親」になってしまえば、娘は志望校に行けない事必至!!

娘のため、でも娘を追い込むことなくバランスよく接するのは、非常に大変なことだと
身に染みてよ~く理解できました。


この母子のストレスをなくすためだけにでも、塾に通うことは大きなメリットですね✨
実際、何度おうち受験をやめたくなったことか…
「もう塾に入れちゃったら?」なんて夫にも言われたりして…

『二月の勝者』という中学受験を描いた漫画がありまして、
そこで「中学受験は子供より先に親が、ねをあげる」的なことが書かれていましたが、
ホントにその通りだと思います!(自宅学習1つでもこの始末?)

しかし新型コロナウィルスの自粛中に新たに塾に通わせるリスクも負わせたくなくて
結局逃げ場のないままに自宅学習での中学受験対策を続けた1か月でした!

でも、そうやって投げ出さずに頑張れた経験は、私にとって大きな成果でした。
娘も自分も余裕を持って勉強していくことが大事だと学んだ一か月。
せめてあと1年、このまま家で中学受験の勉強を続けていこう、と心に誓った次第です✨


実際いろいろありましたが、進研ゼミの中学受験講座を1か月やってみた結果、
娘はメキメキと実力をつけました

とくに国語の読解力は格段に向上し、物語文の問題では平均して7~8割の正答率に!!
調子の良い時は全問正解も? ただ、
比較的正解しやすいはずの選択肢の問題をはずす傾向があるので、要注意です?

まだ国語の問題自体が難解ではないため解きやすいのだと思いますが、
それでも最初の出来と比べたらものすごい進歩です。
やはり国語の文章問題は、数をこなして経験を積むのが大事ですね。
説明文もこの調子でレベルアップできるといいのですが…

また算数では、中学受験の勉強をしている時も「できるようになってすごい!」
という成長を感じることができましたが、
学校の課題をやったときにすんなりできたり、
別のドリルや問題集をやったときに以前より簡単にできてしまったり
と、娘自身が
今までの自分よりもできるようになった自分、を自覚できたのが大きな成果でした☆

得意な理科では進んだ内容の勉強が楽しく、社会では知識を覚えることで自信がつきました。

そんなこんなで、
今のところ娘にとっては、進研ゼミでの中学受験勉強はメリットの方が大きいです。
一年後も、こんな気持ちで(いろいろ問題ありつつも)親子共々成長していられたら、
と願うばかりです?