前回は豊島岡女子学園のオンライン説明会に触れましたが、
そことは割と対照的だと思った鷗友学園のオンライン説明会をまとめてみます。
ずいぶん難しい漢字が初っ端にきている学校名なので、
なんとな~く堅そうな、近寄りがたい印象だったんですが
オンライン説明会を見てびっくりしました!
とんでもなく魅力的な私立中学でした!!
イメージだけで学校をとらえてはいけませんね~(反省)?
ちなみに「鷗」「鴎」のどちらが正しいのか?!と思って調べましたら
学校のHPには「鷗友」となっていたので、「鷗」で良さそう!
ネットで調べただけですが「鷗」は旧字、「鴎」は略字のようですね。
どちらも意味は「カモメ」です。
ちなみに今までにカモメを漢字で書いたことなんて、森鷗外(森鴎外)くらいしか…?
「鷗友」の意味も、ちょっとネットをさらっただけでは分かりませんでした。
ともかく、HPによると東京府立第一高等女学校(現:東京都立白鷗高等学校)
の同窓会である鷗友会が設立したため、「鷗友学園」という名前だということは分かりました。
キリスト教の精神に基づいた教育のようです。
私は録画済みの映像を視聴しましたが、
同日に行われたライブ配信の説明会は、申し込み締め切り日の前にすでに定員となっていました。
定員は950名という大人数にもかかわらず、です!
人気校であることがうかがい知れます。
難易度的にも豊島岡より目指しやすく、大学進学実績もよく…
となったら人気出ますよね~?
それでは早速、鷗友学園のオンライン説明会を簡単にまとめていきます✨
校長先生は、鷗友学園を一言で表すなら「幕の内弁当」とおっしゃってました。
はちおはそれを聞いて「ん?(どゆこと??)」となっていましたが、
夫は「へ~そうなんだ~」と納得しておりました?
つまり最高の食材を使ってひとつひとつ丁寧に仕上げた「幕の内弁当」のように、
学園生活のひとつひとつに最高の要素を詰め込んだすばらしい環境、ということです。
(解釈が甘かったらすみません…)
最初は生徒を食べ物に例えている?!?と思いましたが、どうやら
学園自体が幕の内弁当のような仕組みだという説明なのだと気づき安堵しました?
そして「主要五科」という言葉・考え方を使わない、というポリシーがありました。
教科・科目以外にも、学校生活全部が大切だという考え方のためです。
国語も社会も、クラブ活動も学園祭もすべてが生徒を成長させる大切な要素だと。
この辺り、授業第一とする豊島岡と対照的だな、と感じました?
ここからは長くなってしまうので、気になった部分を一旦箇条書きでまとめます。
・学年ごとにカラーがある→青や緑など、本当に学年カラーを設定している=団結力
・教員は、中学・高校で分けていない→中学で習った先生に高校で習う場合も
・中1の時間割では、聖書週1回、ダンス週1回、園芸週2回
・シラバス ルーブリック 自分ではかり、自分で確認
・入学後、三日に一回席替え→みんな仲良くなる
・エンカウンタープログラム クラスの人間関係づくりをサポート
・アサーショントレーニング 自分も相手も大切にする自己表現法を学ぶ
上記のことを通じて、生徒の主体性を養成し、自ら学びを楽しむ人間育成を目指すようです。
強力に生徒間のコミュニケーションをサポートしてくれる印象ですが、
それを支える先生方はみな、コミュニケーションが上手そうだな~と見てて思いました。
特に教頭先生に魅力を感じました。
説明は分かりやすく聞きやすく、穏やかでにこやか、必要なことはハッキリ述べてくださる…
この先生を見て不快な気持ちになる方は一人もいないのでは?と思ってしまう好感度でした✨
(はちおの一意見です、いろいろな捉え方はあると思います。)
さらにさらに、
映像では在校生の入学式(今年、オンライン)でのスピーチを聞きましたが、
とんでもなく魅力的な生徒さん方でしたよ!!
話し方も上手、自信に満ちていてかつ自然体で。
2名の生徒さんを拝見しましたが、本当に素敵な方々でした?
娘がこんなに立派に成長してくれたら、どんなに幸せだろう…なんて
親としては憧れちゃいますね?
また、鷗友学園では
学びの本質=「やるべきこと」を行うことで「やれること」が増える
→やりたいことが広がる、と捉えているようです。
ちょっと難しい言葉だと、
「主体性と自主性は、現在の把握と未来への志向の往復から創出される」
というのが信念のようです。
こういう、ちゃんと教育哲学を持って運営されている学校、いいですね!
私立学校は多くのところが独自の方針をもっていらっしゃいますが、
教育とは何か、成長とはどういうことか、学びはどうあるべきか、等々、
深く考えて方針を打ち出し、それをしっかり伝えてくれる学校は魅力的だと思います✨
授業に園芸があるのも楽しいですね♪
余談になってしまうかもしれませんが、体育祭だったかな?
映像で見た在校生の「ムカデ競走」(みんなでつながってムカデのように走る競技)が
すんごいスピードだったのでびっくりしました~!!団結力すごい~!
最後に入試についてですが、
・4教科45分、100点満点計400点
・60%の得点を目標に! 第二回は70%が目安
・2回受験で優遇
・再チャレンジで得点アップの人が多い
・過去問丁寧に
ということでした。
重ね重ねになりますが、上記は私の一意見ですのであしからず。
※これは2020年の夏時点での情報です。